身体のゆがみや、姿勢には靴や、インソールと呼ばれる中敷きも重大な関連性があります。
偏平足が引き起こす最も大きな問題は、姿勢が崩れるということです。
通常の正しい足アーチ（土踏まず）を保持している方で、ひどく姿勢の悪い方は比較的少ない傾向が見られます。
皆さんが考えている以上に、足の形を守るインソールには重要な役目があります。
土踏まずが徐々無くなる事により、外反母趾や膝の向き、骨盤の角度、脊柱のカーブ、顔の位置、顎関節の位置、頭蓋骨の位置異常に波及していきます。
お子様の正しい姿勢を守ってあげるために、靴選び（足幅、サイズ）は可能な限りジャストサイズが良いということです。
大きめのサイズを選択されたいお気持ちはわかるのですが、靴の中で足がごそごそ動くようでは必ず足の形が崩れ、偏平足や、ハイアーチと呼ばれる障害に近づきます。
土踏まずが崩れると、運動能力にも大きな問題が生じます。
土踏まずが正しく発達している場合は足自身がスプリングの役割をしてくれるため、早く走ることができます。
土踏まずの発達に問題があるといわゆるべた足となり、どたどたとした動きになってしまいます。
人間は本来の機能を維持する事で優れたパフォーマンスを発揮する事が出来ます。